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「がんばれ!日本!」の寄せ書きを日本卓球協会へ!
先日までここ釜山で卓球の世界選手権大会が行われていました。日本の女子代表は準優勝、男子は準々決勝で負けてしまいましたが、どちらもこの夏のパリオリンピックの出場権を獲得しました。 そんな闘いの中、運営委員長さんのお骨折りで日本卓球協会より本校へ選手や監督さん全員のサイン色紙がいただけることになり、その返しとして本校からも「がんばれ日本!」の寄せ書きを送りました。対応してくださった馬場美香強化本部長さんに直接渡させていただきましたが、馬場様にはこれまでも本当に丁寧に対応していただきました。 この度の温かいご対応に感謝申し上げます。また、今後の卓球日本代表のご活躍を本校全児童生徒、教職員一同お祈りしております。オリンピックも応援しています。 がんばれ!日本!
始業式のお話(1月8日)
だれもが「今年1年、良い年でありますように」と願った年初め。なのに、1日に石川県で大きな地震、2日には羽田で事故。大勢の人が亡くなったり、未だ行方のわからない人や避難している人がたくさんおられたりします。
だれがこのスタートを予想していたでしょう。これらのことが教えてくれるのは「いつ何が起きてもおかしくない」ってこと。だからこそ「一日一日を大切にしよう」。でも「一日を大切にする」って具体的にどういうこと?よくわからない。そこで、子どもたちには「今を全力で!」と話をしました。1分先もどうなっているかわからない。あるのは「今」だけ。だから「今の授業に集中」し、休み時間も「全力で遊ぶ」。「今のこの瞬間を一生懸命過ごそう」と伝えました。
3学期は42日、2学期の半分しかありません。今のこのメンバーで過ごせる貴重な時間でもあります。その時その時、その一瞬一瞬を全力で過ごして、学年の締めくくり、次の学年への準備ができるようにしていきたいです。
可愛いサンタが来ました!(12月21日)
今日、可愛いサンタとトナカイが校長室に来てくれて、素敵なクリスマスカードやプレゼントをくれました。 私だけにではなく、日頃お世話になっている事務員さんや用務員さんにもそれぞれプレゼントをくれました。本当にかわいらしく、職員室が暖かくなりました。
校長室の絵が増えました!(12月4日)
先日、釜山日本人会の元会長、飯淵雅敏様が描かれた素敵な絵をいただき、校長室に飾りました。本校校長室には、すでに1枚、飯淵様から寄贈いただいた絵がありましたが、これで2枚になりました。 本校にお越しの際は、ぜひ校長室を訪ねていただき、ご覧いただければと思います。 飯淵様、ありがとうございました。
1年生が校長室に来てくれました(11月17日)
国語の勉強で友だちのインタビューを学んだ1年生。その内容を校長室に来て教えてくれました。
「〇〇さんの一番楽しいことは…」「それは〇〇からがんばっているそうです」など、友達から聞き取ったことを伝聞の形でしっかり伝えることができていました。
「また次も校長先生に伝えたい」といっています、と担任の先生。次が待ち遠しいです。
小学1・2年生の生活科(ビーチ探検2)(11月2日)
今日の1時間目、小学1・2年生が生活科でビーチ探検をしました。春にも行ったのですが、その時と海岸の様子がどう違うのかを比べるようです。子どもたちは、設置された花壇の花を調べたり、海岸で砂浜の温度を前と比べて「熱くない」と気づいたり、貝殻などを集めたりしていました。
感性が鈍くなった私にはない、瑞々しい発見に心が洗われました。
小6秋の俳句づくり(10月10日)
今日の6時間目、運動場から元気な男の子の声が聞こえてきました。どうも、トンボを捕まえようとしているようです。聞いてみると、国語の授業で秋に関する俳句づくりの一環でした。ある子は校庭の柿の実に興味をもつなど、一人一人がそれぞれの秋を探して取り組んでいました。出来上がりが楽しみです。
雨でも講堂で楽しい練習
今日の6時間目は今週最後の全校練習。あいにくの雨で運動場が使えませんでしたが、先生たちの工夫と担当の子どもたちのがんばりで「徒競走」や「お菓子ゲットだぜ」などの練習がしっかり行えました。
また最後にはソーラン節の法被が配られ、運動会に向けて、子どもたちの気持ちも高まってきています。練習できるのはあと1週間。一つ一つが自分の納得のいくものになるよう、がんばってくれるといいなと思います。
素敵な動き(9月5日)
今日1時間目の時間の終わり、自ら用具の片づけをしてくれる子がいました。
素敵だなと思っていると、2時間のスタートでは、さらに多くの子どもたちが準備を手伝ってくれました。今日のスタートで担当の先生が「準備はみんなで」という話をしましたが、すぐに動くことができる子どもたちに、心がほっこりしました。
始業式のお話(8月25日)
今日の始業式では、短い吹き矢と長い吹き矢を見せながら、どちらがよく飛ぶと思うかを問いました。イメージで「短い方」と答えた子が多かったですが、実際やってみると長い方がよく飛びます。それは「吹く息が矢を押す時間が長いから」です。
それを「押す力 × 時間 = きょり」と表し、これは「がんばり × 時間 = 成果」とも置き換えられるね、という話をしました。「がんばりを続けると、できることが増えるよ」ということを伝えたかったのですが、小さい子たちには少し難しかったかもしれません。
長丁場の2学期です。子どもたちが「継続は力なり」を実感できる、そんな学期にしていきたいなと思っています。
校長室の天井から音が…(7月13日)
7月13日(木)の午後、校長室の天井からドンドンという音とともに大きな振動が伝わってきました。中学部技術科での木材加工が佳境に入り、本立ての釘打ちなどの組み立て作業が始まっていました。すべてが国内の学校と同じというわけにはいきませんが、できるものはすべてさせたいという担当教員の意気込みが伝わってきます。
子どもたちは休み時間なども使い、それぞれの作品を作り上げています。出来上がりを楽しみにして、それまでの間、騒音・振動は我慢したいと思います。
小学4年生からインタビュー(7月3日)
今、小学4年生では新聞づくりの学習が進められています。その中で「本校についての新聞をつくりたい」という子がいて、校長室にきて私にも質問をしてきました。なかなか厳しい質問もあって戸惑いましたが、私のもてる力の限り、答えさせてもらいました。何を聞かれたかは、ぜひ学校で新聞をご覧ください。
商店街見学:小1・2年生活科(6月13日)
今日、小学1・2年生が生活科で近くのシジャンを見学に行きました。子どもたちは野菜を売っている店や干物を売っている店、生活雑貨を売っている店など、いろいろなお店があることに気づき、そこでどんな商品があるのかを確認していました。途中、現地の人にも声をかけられて、しっかり受け答えをしていました。
最後には、文房具屋へ行き、次の授業で買い物するものを決めていました。今度は、お金のやり取りを勉強するようです。おつりの計算、大丈夫かな?
講話をしました!(6月7日)
今日の6時間目に、講話集会として私の方から子どもたちに話をする時間をもらいました。「話は何でもいいですよ」と言われて、自分の地元(愛知県)の話をしようかなど、いろいろと悩みましたが、私が以前に勤めたことのあるコスタリカの日本人学校の話をしました。
本校と同じ「日本人学校」ですが、気候や自然、文化の違いについてクイズを交えて話しました。内容はそんなに大した話ではなかったのですが、子どもたちが真剣に考え、受け止めながら聞いてくれたので、とてもうれしかったです。子どもたちの素晴らしい「話を聴く姿勢」に助けられて、私自身、楽しい時間になりました。
みんな!ありがとう!
小学1・2年生生活科「砂浜で砂遊び」(5月25日)
今日の1時間目、小学1年生と2年生が生活科で広安里ビーチへ出かけました。テーマは「砂遊び」。子どもたちは家から持ってきた道具等を使い、計画してきた「やりたいこと」を熱中して取り組んで(遊んで?)いました。
後半は水を使うなどして、サラサラの砂がぬれると色が変わったり、重たくなったりすることにも気づきました。体の五感をフルに使って、いろいろなことを感じているようでした。先生が「終わって帰るよ」というと、「もっといたーい!」の声。子どもたちは名残惜しそうに片付けをして、学校に帰ってきました。
満開の松を観察しました(5月10日)
中学1年生の理科で裸子植物「マツ」の花のつくりを学習します。そのために、「広安里のビーチ沿いで満開に咲いているマツを観に行こう」と呼びかけましたが、子どもたちの反応は薄く、「マツの花?」「満開?」と頭の中は「?」ばかりでした。
子どもたちは実物を観て、説明を聞いて理解しました。花のイメージからは遠い植物ですが、また新しいことに一つ出会いました。
1年生が自己紹介に来てくれました!(5月3日)
1年生の二人が自己紹介をするために校長室に来てくれました。
二人は自分の好きな物や得意なことを書いたカードを持ちながら、私の方を見てしっかり内容を伝えてくれました。もう文字が書けて、自己表現ができるのですね。二人は文字に限らず、毎日たくさんのことを学習していて、どんどん力をつけています。
その吸収力の高さに、これからどこまで伸びていくのか、とても楽しみになりました。
ミュージカル鑑賞(4月28日)
今日はバスに乗って全校でミュージカル鑑賞に出かけました。場所は釜山学生芸術文化会館。バスで約1時間ほどで着きました。私たちの他にもたくさんのバスが到着していて、多くの子どもたちが来ていました。
ミュージカルは、最新の映像技術も取り入れられていて、大人が見ても楽しいものでした。演技者の呼びかけに子どもたちが大きな声で答える場面もあり、大いに盛り上がっていました。子どもたちも興奮して疲れたのか、帰りのバスでは寝ている子も出るくらいでした。こういう機会をいただいた教育庁に感謝したいです。
小学3年生の社会科「町探検」(4月27日)
今日、小学3年生が学校まわりにどんな場所があるのかについて、調べ学習を行いました。
二人は先生からもらった地図や写真の資料を見ながら、「あ!見つけた、温泉のマーク!」とか、「学校を表す地図記号は『〇に文』だったよ」とか、いろんな発見をしていました。私も近くに郵便ポストや警察、図書館などがあることを知り、勉強になりました。一番学んだのは、私かもしれません。すべてが目新しかったです。
小1・2年生の生活科「海岸探検」(4月27日)
今日の1時間目に、小学1・2年生が生活科の学習で広安ビーチへ出かけました。家族で来たことのある子もいましたが、先生の言葉がけでいろいろなことを学びました。
ビーチ入口に松があることに気づいたり、海岸ではたくさんの貝殻を集めたりしました。海の水にも触れて、その冷たさを感じ、濡れた砂と乾いた砂の違いもみんなで話し合いました。
こんな五感を働かせる学びは豊かな感性につながります。大切にしたい学習だと感じました。
着任のご挨拶
この4月、前校長 原野先生の代わりとして本校に着任しました、上原就久(うえはらなりひさ)です。愛知県より参りました。もとより力不足ではありますが、目の前の子どもたちのために、全力で取り組んでいく所存です。
全教職員の力を合わせ、そして支援いただく多くの方々のお力をお借りしながら、一歩でも前に進むことができるよう、努力してまいります。これまで同様、関係各位の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和4年度修了式、離任式
3月8日(水)に令和4年度修了式、離任式を行いました。初めに学年代表の子どもたちが1年間を振り返って自分の感じたことを発表してくれました。次にこの3月で転出してしまう子どもたちに「釜山賞」を手渡しました。みんなで別れを惜しみました。続いて「離任式」を行いました。今年度は私を含め3名が帰国します。子どもたちからメッセージや記念品を受け取りました。また保護者の方や昨日卒業した卒業生も来てくれていました。保護者の方からも記念品をいただきました。
コロナ感染症の影響で思うように学校運営ができずもどかしい日々が続きましたが、子どもたち、保護者のみなさま、先生方と協力して頑張ってきたと思います。本当にみなさんには助けられました。ありがとうございました。日本に戻りますが、釜山日本人学校の益々の発展を願っています。
第47回卒業証書授与式
3月7日(火)に釜山日本人学校「第47回卒業証書授与式」を行いました。昨年度は卒業生と卒業生の保護者のみが式場に入ることができましたが、今年度はご来賓のみなさま、在校生、在校生の保護者の方々にも参列していただくことができました。卒業生は小学部1名のみでしたが、みんなで気持ちを込めて卒業生の門出を祝いました。
在校生の送る言葉、卒業生の答辞、ご来賓のご祝辞、全員合唱と心温まる卒業式になったと思います。学年に1人しかいない状況は寂しかったかもしれませんが、よく頑張ったと思います。卒業生のこれからの活躍と発展を心から願っています。
YMIS(多文化国際学校)と友好増進協約を結びました。
以前から交流のあったYMIS(釜山多文化国際学校)と2月17日に「友好増進協約」を結びました。YMISは昨年の本校運動会にも子どもたちが参加してくれました。また、過去には「キムチづくり体験」に本校の子どもたちや先生が参加させていただいこともありました。普段から「何か困ったことはないですか。」と声をかけていただいています。この協約では
①双方の学校に役立つ有益で必要な事項
②特別公演、音楽会、美術展など室内行事で一緒にできる事項
③体育行事、自然探訪、体験活動など屋外行事で一緒にできる事項
④その他双方の学校が協議して定めた事項
について交流を深めていきましょうというものです。本校の子どもたちが様々な国の子どもたちと交流する中で多くのことを学んでいくと思います。本校の目標の一つである「グローバル人材の育成」という観点からもよいものになると思います。
「授業参観」「学校説明会」「PTA総会」
2月4日(土)に「授業参観」「学校説明会」「PTA総会」を行いました。今回の授業参観は全学年タブレット端末を使った授業を参観していただきました。日本国内の学校に比べて導入が遅くなりましたが、昨年12月に購入していただきました。教員も研修に取り組み、「どのようにすれば子どもたちが興味関心を持って取り組めるか」ということに知恵を出し合っています。参観いただいた保護者のみなさまにはどのような感想を持たれたでしょうか。学校では今後もICT教育を進めていきたいと考えています。また、ご意見を聞かせていただければと思います。
授業参観後は「学校説明会」「PTA総会」を行い、次年度PTA役員の紹介や事業報告、「学校アンケート」に対する回答をを行いました。当日は学校運営委員長並びに日本人会学校担当理事にもお越しいただき、お話を伺いました。
特別授業
1月30日(月)の6限に「はやぶさ、はやぶさ2と宇宙創成の神秘」というタイトルで廣井 孝弘教授に講演をしていただきました。廣井教授は理学博士でNASAジョンソン宇宙センターで研究をされ、現在ブラウン大学で惑星地質・隕石と小惑星の鉱物分光学研究の第一人者という方です。日本の惑星探査ミッション「はやぶさ」「はやぶさ2」にも共同研究者として参加されれいます。今回、学校に支援をいただいている「わぼいそ釜山」の社長からこのお話をいただき実現することができました。現在アメリカにお住まいですが、韓国に仕事で来られた時に時間を作っていただきました。
内容は宇宙の誕生や「はやぶさ」のことなど映像を通して、子どもたちに分かりやすく話をしていただきました。講演後は子どもたちの質問に答えていただきました。また、子どもたちが廣井教授のサインが欲しいと列を作るほどの状況でした。何がきっかけで子どもたちが興味を持つかは分かりません。もしかしたらこの授業で宇宙に興味を持ち、将来宇宙に関わる仕事をしている子どもがいるかもしれません。学校では子どもたちに様々な経験をさせていきたいと思っています。
3学期が始まりました。「BJSフェスティバル」開催
1月9日(月)に3学期が始まりました。子どもたちの元気な姿を久しぶりに見てホッとしました。髪型が変わった子どもや少し大きくなった子どももいました。始業式の後、昨年の秋に実施予定であった「BJSフェスティバル」が行われました。当日は代議員の方々がお手伝いに来てくださりお世話になりました。ありがとうございました。フェスティバルでは「マジックショー」「サンドアート」を行いました。プロの方による「マジックショー」では子どもたちも目を見張り、歓声をあげていました。「サンドアート」では子どもたちが砂絵を完成させていました。
3学期は実質2か月程度しかありません。この期間に各学年の集大成を行っていきます。今年は卒業生が1名しかいないため、卒業式が例年とは違った感じになるかもしれませんが、子どもたちにとって有意義な3学期になるようにしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
JAL航空教室
15日(木)に「JAL航空教室」を開催しました。昨年度はコロナ感染症の影響でオンラインで行いましたが、今年はソウル支店、釜山事務所からもお越しいただき総勢7名の方が子どもたちのために航空教室をしてくださいました。初めは飛行機の整備について整備士の方から直接お話を聞かせていただきました。クイズのコーナーでは子どもたちも一生懸命に考えて答えていました。
後半の部では、世界一滞空時間の長い紙飛行機「スカイキング」を講師の方に教えていただきながらみんなで作りました。講堂で作った紙飛行機を楽しそうに飛ばして子どもたちは喜んでいました。
「航空教室」終了後、JALの方々とお話をする中で、「とても素直で積極的な子どもたちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。来年もぜひ実施したいとのことでした。
1人1台タブレット端末
12月に入りめっきり寒くなりました。延期されていた「世界花火大会」も17日(土)に開催されるとのことで楽しみにしている子どもたちも多いと思います。話は変わりますが、日本国内の学校では国のGIGA構想を受けて子どもたち1人に1台のタブレット端末を持たせての授業づくりが進められています。そのような中、本校でもなんとか子どもたちタブレットを1人1台持たせることができないかと考えていましたが、運営委員会からも協力するので前向きに進めてほしいと言っていただき今回実現することができました。タブレットを使った授業づくりをこれから進めていきます。思い通りにいかないケースもあるかもしれませんが、子どもたちが日本の学校に通うようになった時に後れを取らないためにもしっかり学習していきたいと思います。
タブレットの使用については、きちっとルールを決めて個人情報の取扱や使用時間、使用方法を守って使用させたいと思います。