学校運営方針

本校の教育について

1 教育目標(校訓)

 「明るく」   - やさしく友だちを照らし笑顔がたえない子

 「正しく」   - 真理と正義を愛する意志が強い子               

 「たくましく」 - 心身が元気で意欲をもって生きる子

2 基本方針

(1)学校運営委員会の指導の下、校長を中心とした組織的で温かい教員集団を基盤に教育活動にあたる。

(2)外部の関係諸団体と連携するとともに、保護者の協力を得ながら、安心・安全な教育環境を構築する。

(3)日本国憲法、教育基本法、学校教育法及び学習指導要領に準拠した教育を行う。

(4)多様な価値を理解し、共生できる、視野の広い国際性豊かな人格の育成を目ざす。

(5)小規模校の特色を生かし、個別最適な学びと協動的な学びの実現を図る。

3 教育方針

 ○「いのちを大切に」

    (1)いのちを守る(2)いのちを伸ばす(3)いのちを支える

4 具体的方策

 (1)いのちを守る

  ○いのちそのものを守ることは、子どものいのちを預かる本校最大の責務

   ・常に韓国の国内状況の情報収集に努め、遅滞なく子どもたちを守る予防策を講じる。

   ・在釜山日本国総領事館との連絡を密にし、地元警察とも協力して安全体制を確保する。

   ・ロックダウン訓練を2回(子ども対象と教職員対象)行い、危機対応の強化を図る。

   ・出入口シャッターの修繕等、非常時に必要な施設や設備の整備、充実に努める。

   ・年度当初に救急法講習会を行い、全教職員だれもがAEDを使用できる体制をつくる。

   ・毎週情報交換会を開き、個々の子どもの状況を全教職員で共有して教育にあたる。

 (2)いのちを伸ばす

  〇子どもたちの力を伸ばすことは、自己有用感をもたせる教育の根幹

   ・基礎学力の定着や読書の習慣化を目ざした朝のモジュール学習を実施する。

   ・文科省学習指導要領に準拠した授業時数確保に向け、2週間スパンの授業を編成する。

   ・広安タイムの充実を図り、語学学習を生かした課題解決的な学習を展開する。

   ・「自立」を見通した9か年のキャリア教育を進めるとともに進路指導の充実を図る。

   ・タブレットを活用し、デジタルとアナログのよさを生かした授業づくりを進める。

   ・週2回、昼を長休みにし、その内1回を全校での運動タイムとして体力づくりを図る。

 (3)いのちを支える

  〇教育の最終目標「社会化」に向けた集団活動は子どもの最良の学び場

   ・すべての基本は学級経営。「つながり」を意識した温かい学級づくりに努める。

   ・児童生徒会活動やファミリー活動による異学年での活動の活性化を図る。

   ・年間を通した交流活動を計画し、多文化理解・国際理解教育の充実を図る。

   ・保護者とこまめな情報共有を図り、学校と家庭が一体となって支援や指導を実施する。