~「慶州ナザレ園訪問②」~

 第2部では、ステージを降り、おじいさま、おばあさまのもとにかけ寄り、一緒に韓国の手遊び歌を楽しみました。さらに授業で一生懸命に折った折り紙の作品もプレゼントしました。
 最後にもう一度、ステージに戻り韓国の「コヒャンエボン」と日本の「ふるさと」を全員で合唱しました。みなさんより大きな手拍子をしたり、一緒に歌を口ずさまれたりして会場のボルテージは大いに高まりました。
 終了後、韓国語で「エンコール!」「エンコール!」と嬉しい言葉が聞こえ、「コヒャンエボン」と「ふるさと」をもう一度一緒に歌いました。
 楽しい時間は、あっという間に過ぎ去り、「来年もきてくださいね。ありがとう!」と言っていただき、おじいさま、おばあさま方には大変喜んでくださいました。
 子どもたちも、目の前のみなさんの温かい対応に驚くとともに、「一緒に手遊びをしたり、折り紙を喜んでもらえたりしてよかったです。」「来年は、もっと歌を練習して聞いてもらいたいです。」という感想が聞かれました。
 こうした交流をこれからも続けていたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年06月26日

~「慶州ナザレ園訪問①」~

 6月21日(金)釜山日本人学校では毎年、「慶州ナザレ園」を訪問させていただいています。
 慶州ナザレ園は、韓国人の男性と結婚し、朝鮮半島に渡った日本人女性で、戦争等で独り身になった方々のために1972年に設立されました。
 会場には3名の日本人のおばあさまがいらっしゃいました。毎年、私たちの訪問を楽しみにしてくださっているそうです。
 発表前には、ソン・ミホ園長にご挨拶。園長からナザレ園の歴史やおばあさまたちの思いなどを伺いました。そして、少しでもお役に立てればということで児童生徒代表から寄付金を贈呈させていただきました。
 講堂では、私たちの到着を待ってくださっていたおじいさま、おばあさま方の大拍手で迎えられ、いよいよ舞台発表がスタートしました。
 中学生と校長先生の日本語と韓国語の挨拶に続き、小学部1・2年生による「ナビア(ちょうちょ)」と「海」の可愛らしい歌と踊りが披露されました。続いて小学部3・4年生は、韓国の歌「トラジ」を歌と踊りとリコーダーで演奏すると、一緒に歌いだすおばあさまもおり、一段と盛り上がりました。さらに小学部5・6年生と中学部で有名な「アリラン」の合唱をしました。上手にハモったり、リコーダー演奏もあり、手を左右に振りながら演奏を楽しんでおられました。



























2019年06月26日

~「慶州東宮植物園へ」~

 6月21日(金)午前中、「慶州ナザレ園」の訪問を前に、「東宮植物園」に行きました。
 ここでは、縦割りの異年齢集団であるファミリーごとに分かれての見学となりました。
 大きな温室の中には、ハイビスカスやブーゲンビリア、美しいハスなど南国の花々や珍しい草や木がたくさん展示してありました。
 ファミリー長の先導で、全部で計16か所を巡るスタンプラリーもしました。
 「ねえ、ねえ、『コーヒーの木』って本当にコーヒーのにおいがするよ」「食虫植物って虫を食べる花があるんだって!」と普段は、なかなか見ることのない植物の説明を読みながら、楽しく見学することができました。
 昼食は、芝生広場で木陰にレジャーシートを敷いて、パラソルの下でイスに座りながらファミリーで楽しくおいしいお弁当を食べました。
 その後、自由時間には、芝生広場を走り回ったり、大きなブランコに乗ったり、音楽と噴水のショーを楽しんだりしました。


























2019年06月26日