~中学部・修学旅行③~

 5日(水)修学旅行最終日は、「旅人」というバスに乗って“令和のふるさと・太宰府”を目指しました。大宰府政庁跡を見た後、すぐ近くの「大宰府展示館」で令和誕生のもとになった大伴旅人の「梅花の宴」の模型を見ながら誕生秘話を勉強。「令和」という元号がより身近なものになりました。
 その後、太宰府天満宮では、総務部長の新西靖斉様をはじめ、上野嵩良様、矢木信男様にご案内頂き「撫で牛」のこと、「飛梅」伝説のことなどを学び、「学業成就」の祈願もすることができました。そして、九州国立博物館を見学し、遣唐使や大宰府政庁のことを通し、古くから続く九州と東アジアの交流の歴史について学びました。
 昼食の後、名物「梅ヶ枝餅」を頂き、参道で思い思いに買い物をしました。
 博多への帰路、西鉄電車「旅人」号に乗車。車内も太宰府の歴史や見どころの展示や記念スタンプ、乗車記念カードが置かれていたりと、とても楽しかったです。


















 こうして2泊3日の福岡修学旅行を通し、社会性を身につけたり、職業観を深めたり、授業で学んだことを実際に見聞きし、再認識するなど、大充実のうちに幕を下ろしました。
 今回、修学旅行にあたり、多くの方々のご協力、ご尽力を頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました!
2019年06月12日

~中学部・修学旅行②~

 4日(火)の午前中は、「西新防塁跡」と近くの西南学院大学構内にある「元寇防塁跡」を見学。その後、大濠公園を散策し、「福岡管区気象台」へ。天気予報は、単に「雨が降るのか」「傘が必要か」という次元ではなく、人々の生命を守るために、気象衛星やスーパーコンピューター、気象予報官の経験などに基づき、総合的に判断して出されていることを知りました。ちょうど11時の予報を出す準備をしている場面を見学し、プロフェッショナルな人々の動きを食い入るように見ていました。

















 昼食後、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの本拠地「ヤフオク!ドームツアー」へ。
 大きなスタジアムを歩いてブルペンやベンチを見たり、人工芝に降りて、選手の練習を間近で見たりしました。夜の野球観戦が断然、楽しみになりました。
 一旦、球場を後にし、近くにある「福岡市博物館」と「福岡タワー」を見学しました。
 歴史で習った「金印」の実物を見たり、実際にどのように使われていたのかという体験を通し、「思ったよりもかなり小さい!」「使われ方が予想と全く違った」などの感想が聞かれました。福岡タワーからは、福岡の街を一望しました。


















 夜は、「ヤフオク!ドーム」でプロ野球セ・パ交流戦「福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズ」の試合にみんなでホークスのユニフォームを着て観戦しました。
 初めて間近でプロ野球の試合を見たという生徒は、臨場感や迫力、選手のプレーや正確さ、ダイナミックさに感動していました。ホークスの打順が一巡する頃には、みんな応援歌を口ずさみ、ホークスの選手を一生懸命応援していました。途中、日本最大のビジョンに「ようこそヤフオクドームへ釜山日本人学校様」と映し出していただくサプライズもあり、みんな大喜びでした。
 7回のラッキーセブンには、黄色のジェット風船を打ち上げ、球場の盛り上がりは、最高潮に達しました。結局、この日、ホークスが6対4で勝利を収めました。
 こうした楽しい野球観戦を陰でお世話くださいましたソフトバンクホークスの淵郁子様、小川洋平様、大変にありがとうございました!









2019年06月12日

~中学部・修学旅行①~

6月3日(月)~5日(水)の2泊3日で中学部は、福岡に修学旅行に行ってきました。
当日は、朝5時45分に集合して出発式を行い、7時半の飛行機で福岡に向かいました。
生徒たちは、事前に、福岡や大宰府の地理や歴史、食文化や伝統芸能など幅広く学習して臨みました。
離陸後、15分ほどで、長崎県対馬上空を通過。対馬は、釜山からわずか50kmしか離れていないため、晴れた日には、学校前の広安里ビーチからも眺めることができます。しかし、上から眺めると想像以上に大きく、生徒たちは驚いていました。

 

 

 わずか1時間で福岡国際空港に到着。目に入る日本語を片っ端から読んだりして、久しぶりの日本にワクワク感も高まりました。
 まず最初に向かったのが、「ハクハク」という明太子工場でした。明太子の生みの親とされる川原俊夫さんについては、道徳で事前に学習していたので、子どもたちは、親近感をもって見学していました。韓国語でスケトウダラのことを「명태(ミョンテ)」といいます。その卵なので「ミョンテの子」で「明太子」になったこと。厳選された原料からどのようにして商品になっていくのかという過程やふくやさんのこだわりなども伺い、試食もさせてもらいました。まさに福岡のソウルフードでした。










 初日の昼食は、福岡のソウルフード「博多ラーメン」の人気店の行列に並びました。ようやく席に着いて注文。「麺の堅さはどうしましょう?」という店員の質問に“バリかたで⁉”と、まるで福岡の人のよう。“替え玉ください!”と麺のお替りもしたりして存分に豚骨ラーメンを堪能しました。








  
 続いて、ビル街に突如現れた「アクロス山」へ。ここは、「アクロス福岡」というビルで、ヒートアイランド現象を抑制するため壁面や屋上を緑化した建物。まかさ、食後に登山をするとは…。しかし、屋上からの眺めと心地よい風がよかったです。









 続いて、日本銀行福岡支店を見学。日本銀行の役割を学習したり、「日本銀行券」の偽造防止技術について紙幣を使って確認したりしながら、楽しく学ぶことができました。最後に、活発な質疑応答もなされ、有意義な見学ができました。









 さらに、福岡コンベンションビューローの岡千世様のご案内で、新しい小学校の建設の際に、地下に鎌倉時代の元寇防塁跡が発見された「博多小学校石塁遺構跡」や博多の人々が愛する「祇園山笠」で有名な「櫛田神社」を巡りました。山笠のダイナミックさに驚きました。
 その後、「博多町家ふるさと館」を見学し、昔の建物や遊び、伝統工芸の博多織について見たり、体験したりして学びました。
 夜は、お寿司屋さんで海の幸を堪能し、大感動!キャナルシティーで買い物をするなど大充実の一日でした。



























2019年06月12日

~「ソウル日本人学校」との交流~

 5月31日(金)ソウル日本人学校の中学部3年生が修学旅行で釜山を訪れ、広安里ビーチにおいて釜山日本人学校中学部と交流をしました。
 当日、天候も心配されましたが、何とかビーチにて交流会を行うことができました。
 まず初めにグループに分かれ、自己紹介をしました。どことなくぎこちない感じもしましたが、ゲームを行う中で次第に打ち解けあい、互いに声援を贈ったり、作戦を考えたりと、意気投合していきました。
 そして、広安大橋をバックに、ソウルと釜山の日本人学校中学生による迫力のある「ソーラン節」のコラボレーションをしました。
 最後に、互いに韓国に暮らし、それぞれの日本人学校に学ぶ私たちが、国際人として大いに成長していくことを誓い合いました。
 とても素敵な交流ができました。今後も、こうした交流を続けていきたいと思います。



























2019年06月12日