3月14日(木)午前、釜山日本人学校講堂において「第43回卒業証書授与式」が行わ
れ、在釜山日本国総領事館総領事道上尚史様、釜山日本人会長津田裕史様のご出席を賜りました。さらに、韓国の釜山韓日親善協会、釜山韓日文化交流協会、素木会、青少年多文化国際奉仕団(YMIS)をはじめ30名ものご来賓の出席を賜りました。
小学部6年生2名と中学部3年生1名の児童生徒の新たな門出の式となりました。
これまでの感謝の気持ちを言葉や態度で表そうときびきびとした動きや大きな声での返事、「送る言葉」や「別れの言葉」、全校合唱など大変素晴らしい内容でした。
感極まり涙ぐみながら学校生活の思い出や感謝の言葉を話す児童の姿に、皆も感動しました。
昨日まで当たり前だったが学校生活が終わってしまう淋しさや別れの悲しみもありますが、振り返った時に、多くの頑張りや成長、たくさんの方々の支えや励ましがあったことが分かります。
是非、卒業生の前途を祝福し、これからの活躍をみんなで見守り、応援していきたいと思います。ご卒業おめでとうございました!
3月4日(月)~8日(金)釜山日本人学校にボランティアとして日本女子大学2年生の
伊本日向子さんがお手伝いに来てくださいました。
伊本先生は、釜山日本人学校のホームページを見て、インターンシップにやってくる大学生の姿から自分も教師を志すなかで、「日本人学校の先生の仕事を見てみたい」と連絡を頂き、実現しました。
小学部や中学部の授業、お弁当の時間、清掃や休み時間にと子どもたちの中に入って様々なサポートをしてくれました。
中でも中学部2年生の授業では、伊本先生の高校や大学受験の経験からその心構えや勉強の仕方などを語って頂き、生徒たちは、身を乗る出すようにしてその話に真剣に聞き入っていました。
終わってしまうと、あっという間の1週間でした。しかし、ここでの経験によって教師観、在外教育施設派遣教員の使命ややりがいを深めることができたそうです。
ぜひ将来、よき教師になり、世界に雄飛されることを大いに念願いたします。
2月22日(金)本読み隊のお母さんによる「ブックアドベンチャー」が開催されました。小学部1年生教室では「おべんとうしろくま」小学部4年生教室では「でんせつのじゃん
けんバトル」が紹介されました。
いつもの読み聞かせと違って「ブックアドベンチャー」では、お母さんたちが扮する本の登場人物が絵本の世界から飛び出し、楽しい演出によりいきいきと表現され、子どもたちは真剣に見入ったり、ワクワクしたり、爆笑したりとすっかり引き込まれていました。
最後に子どもたちから感謝の言葉と手作りのメダルが贈呈されました。
1年間、毎月2回、読み聞かせを行ってくださった本読み隊のお母さん方に感謝いたします。本当にありがとうございました。
2月22日(金)講堂において「なわとび大会(団体の部)」が実施されました。今回は、小学部1年生から中学部3年生の縦割り学年集団である“ファミリー”対抗で、1分間×3回のチャレンジで合計何回跳べるかを競い合いました。
これまで週2回、中休みを使ってファミリー練習をしてきましたが、気がつくとファミリーごとに時間を見つけて自主練習をする姿も見受けられました。
本番当日、これまでにないくらいに大きな声を出し、各チーム精一杯跳んでいました。
回し手として練習をリードしてきた中学生も並び方を調整したり、どうしたら低学年の子が跳びやすくなるかを考えたりしながらチャレンジしました。
結果、優勝は、Aファミリーの「186回」、Bファミリーは88回、Cファミリーは101回、Dファミリーは153回と各ファミリーともに最高記録を出すことができました。
リーダーが希望溢れる前向きな声がけをして、みんなもそれに応えるような声を出すことで、新記録が生まれたのではないでしょうか。
こうした雰囲気を今後も大切にしていってほしいと思います。
2月18日(月)「なわとび大会(個人の部)」が行われました。
これは、【両足跳び前】【両足跳び後ろ】【あや跳び】【交差跳び】【二重跳び】の5種目に対して1分間の制限時間内で小学部低学年、中学年、高学年、中学部がそれぞれに設定されたクリア回数を目指すものです。
さらに二重跳びは、全校で最高記録を競い合いました。
結果、小学部3年生女子と5年生女子の計2名が“連続101回!”という素晴らしい記録を打ち立てました。
子どもたちは、この日に向けて体育の授業や休み時間、家庭で自主的に練習してきました。
「先生、二重跳びができるようになった!」という子が「2回跳べたよ」と言いに来てくれました。数日後、同じ子が「16回できた!」と嬉しそうに報告にきてくれました。
なわとびは、「1に練習、2に練習」できるポイントを学んだあとは、体が覚えるまで、
あきらめずに練習することです。それを乗り越えた先に“できた!”という歓喜の瞬間が訪れます。
今後も粘り強くチャレンジする釜山日本人学校のみんなであってほしいと思います。