釜山国際映画祭

先週の木曜日(10月4日)から、学校から車で約10分の映画の殿堂をメイン会場に、第23回釜山国際映画祭が開催されています。今年は、開会式で音楽家の坂本龍一氏が「今年のアジア映画人賞」の表彰を受けました。「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」そして今回上映された日韓中合作の「マイ ティラノ」はじめとする功績に対して贈られた賞とのことです。レッドカーペットを錚々たるスター・監督・プロデューサーが大歓声の中を歩んだ直後、急におとずれた静寂の中での坂本氏の約10分のピアノソロ演奏は圧巻でした。

また、開会式には、坂本氏以外にも、日本からの映画関係者が多数参加し、韓国のマスコミに大きく取り上げられています。日本映画の人気はとても高く、入場券はほとんど売り切れで手に入りません。

 

日本人学校のすぐ近くで、アジア最大級の映画祭が開かれ、そこで日本関係者が高く評価されているのは、嬉しい限りです。子どもたちにとっても、大きな刺激となっていることが感じられるこの頃です。

2018年10月11日