順天(スンチョン)宝城(ポソン)

 25日(土)から夏休みに入りました。子どもたちはこの夏休みをどのように過ごすのかなと思っています。本来学校ホームページは学校に関することを載せるのだと思いますが、「校長室から」は学校のことだけでなく、私が韓国釜山に来て経験したことや感じたことも載せていきたいと思います。

 この週末に現地スタッフに「順天(スンチョン)」「宝城(ポソン)」という所に連れて行ってもらいました。「順天(スンチョン)」は4年前に小学部が宿泊学習で行ったことがあるそうです。ただ、4年前なので今の子どもたちの中で経験している人は少ないと思います。私が目にした光景は、普段釜山の町で見られる高層住宅がなく広大な田園風景が続いていました。多くの山に囲まれ、畑が広がり日本の田舎によく似ていました。
 
 1日で2万歩以上歩いてとても健康的な生活でした。夜は古民家に泊まることになり、昔の韓国の生活を体験することができました。多くの日本人観光客はソウルなどの大都市を訪れ、韓国のことを知った気になっていると思いますが、実際にはソウル以外に暮らす人々のことも知っておくことも大切なことだと感じました。もし、時間があればお家の人と一緒にぜひ訪れてほしいと感じました。





 

2020年07月27日

1学期終業式

本日(24日)釜山日本人学校1学期終業式を行いました。年度当初は17日(金)に行うはずでしたが、「新型コロナウイルス感染症」の影響でできなかった授業確保のために1週間授業日を増やしたので、今日になりました。

1時間目はみんなで講堂を掃除しました。小学校1年生の子どもたちが雑巾を絞って床をきれいに拭いてくれました。

 

 2時間目は「終業式」を行いました。初めに今年赴任した玉置先生と私が着任の挨拶をして、そのあと学年代表の子どもが1学期を振り返っての作文を発表してくれました。そのあと私が話をしました。子どもたちには「友達の良いところ見つけてほしいことやみんなで生活するためにはどういうことに気をつければよいか」などを話しました。子どもたちは静かにそして真剣に話を聞いてくれていたと思います。最後に2学期の始業式に全員が無事で笑顔で再会できるように話しました。

2020年07月24日

釜山韓日親善協会様からマスクをいただきました。

 20日(月)に「韓日親善協会」にご挨拶に伺いました。私は初めての訪問でしたが、親善協会の朴 会長さまや、多くの会員の方々と楽しく歓談しました。朴 会長は日本語がとても上手でしたので、「どこで日本語を勉強されたのですか?」とお尋ねしたところ、独学で学んだとお聞きして驚きました。どの方も日本に対して好意的で本当に楽しい時間を過ごすことができました。
 会の最後に「学校で使ってください。」とマスクや消毒液をたくさんいただきました。釜山に来て、現地の方からの心温まる行為に私が日本に帰国したら今度は逆の立場で恩返しがしたいと思いました。 国と国との関係もこのような温かい交流ができればと思っています。

                                   



2020年07月23日

令和2年度 「着任式・入学式・始業式」

 令和2年度は「新型コロナウイルス」という嵐の中でのスタートになりました。
 当初は4月7日に私を含め派遣教員が赴任し、13日に着任式・始業式、14日に入学式を行う予定でした。ところが「新型コロナウイルス」が猛威を振るい、すべての行事が見直しを迫られることになりました。現在担任の先生から毎朝オンラインで児童生徒たちに連絡を取っています。「着任式・入学式・始業式」については23日(木)にオンライン映像で配信することになりました。私を含めどの先生にとっても初めての経験です。今現在釜山日本人学校に勤務している先生方が遅くまで時間を割いて編集してくれました。限られた時間の中での編集なので、もしかしたら不具合が生じたり先生からのメッセージがうまく伝わらなかったりするかもしれません。また、24日(金)からはオンライン授業が始まります。これも初めての取り組みで不安な部分がありますが、PTAや学校運営委員会、日本人会、総領事館の方々にご協力いただき、オンライン授業に向けてのハード面、ソフト面でサポートしていただいています。心から感謝申し上げます。
 このような状況では今まで経験したこのないような問題が起こってきます。このような時に「新型コロナウイルスさえなかったら」と仮定の話をしても仕方がありません。今何ができるかということにみんなが知恵を出し合い、協力して立ち向かうことが大切です。児童生徒たちも登校できずにストレスが溜まっていると思います。
 また、日本国内から戻ってこられていない児童生徒もいます。日本国内では非常事態宣言が出され、人と人との接触をできる限り避ける努力をしています。釜山の状況は日本国内に比べ落ち着いているようですが、それでも「新型コロナウイルス」が発生する以前のような状況ではありません。釜山日本人学校として今できることに最善の努力をいたしますが、それでも児童生徒のみなさんや保護者のみなさまに十分満足していただけないこともあるかもしれません。しばらくの間みなさまにはご不便・ご心配をおかけしますが、本校の取り組みにご理解・ご協力賜りますようお願いいたします。

 令和2年4月 釜山日本人学校 校長  原野 利之
2020年04月22日

お礼

お礼

 教職生活40年間の最後の3年間を歴史ある釜山日本人学校にて勤務できたことを光栄に思います。ご承知のとおり、釜山日本人学校は1975年(昭和50年)に開校した文部科学省(当時文部省)に認可された在外教育施設です。当時、ソウルには日本企業駐在員同伴子女のためにソウル日本人学校がすでに開校していました。一方、釜山には日本人学校がなく、日本企業の皆様はお子様の教育に不安を抱えていました。そのなかで、当時の釜山日本人会長 松下敏郎氏(日本航空)が中心となり、外務省への陳情を根気強く続け、1975年1月に開校承認を得ました。同年10月1日に、小学部10名、中学部1名を迎え開校式が行われました。まもなく誕生後半世紀を迎えようとする世界95校の日本人学校、約200校の補習授業校のなかの大切な1校です。これらのことをもっと具体的に、卒業式、修了式、離任式でお伝えするのが、校長としての私の最後の務めと思い準備を進めておりました。まさか、卒業式まで実施できなくなり、学校だより「広安里」3月号の最終原稿を日本のホテルで書くことになるとは、つい数日前まで予想もしていなかったことでした。臨時休校が更に延期となってしまいましたが、学校運営委員の皆様や教職員とともに知恵を絞り、卒業式だけは今できるベストのかたちでやり遂げようとさまざまな試みを準備していたことが遥かに遠い過去のように感じられます。

 卒業生の皆さん、「ご卒業おめでとうございます」
日本人にとって特別な人生の節目である卒業式を行ってあげられず、卒業式を主宰する校長として心が痛みました。中学部卒業生3名のうち2名は日本に高校受検に行ったまま、釜山に戻れない状況になりました。小学部卒業生5名のうち1名はすでに本帰国しました。卒業生がそろうのは不可能な状態になってしまいました。
初めて日韓両国の国歌を斉唱する卒業式、
保護者有志の皆さんのバイオリン等生演奏で入場する卒業式、
小学部「卒業生のことば」、中学部「答辞」の両方がある卒業式、
そして、保護者の皆様企画のピザモールでの「卒業を祝う会」がある卒業式のはずでした。
思い起こすと果てしなく悔しさがこみ上げてきます。でも、一番悔しかったのは卒業生の皆さん、ご家族の皆様でしょう。校長として申し訳ない限りです。今遭遇しているのは、人間の英知を超えた存在との戦いかもしれません。卒業生の皆さんには、その危機を乗り越え、更なる成長の糧としてくれることを期待します。

 在校生の皆さんは長期間の臨時休校期間をよく頑張ってくれました。釜山日本人学校は2月24日からの臨時休校が続きました。そのまま、修了式を行うはずだった3月13日を迎えてしまいました。毎朝9時からの担任の先生からのTV電話に元気に答えてくれている姿に、日々ほっとしていました。皆さんの笑顔に、先生たちの方が救われていました。在校生も、現在いろいろな場所に分かれてしまっています。4月の始業式のときに、先生たちにその素敵な笑顔を見せてくれることを期待しています。
 
 保護者の皆様、PTA役員の皆様、三年間私の拙い学校経営を側面から圧倒的なパワーで支えてくださりありがとうございました。保護者の皆様のお人柄がそのまま子どもたちの仲の良さや思いやりに反映していました。これは、教育上何よりも有難いことでした。PTA役員の皆様には、いつも学校を明るく支えていただきました。運動会、PTAバザー、PTAサイレントオークションの運営等を拝見しながら、釜山日本人学校保護者の皆様の識見の高さや国際性に敬服しておりました。新校長にも引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。

 釜山日本人学校運営委員の皆様、皆様からの熱烈なご支援があればこそ、私は任期満了できました。私に続き新校長にも引き続き経営面でのご指導ご支援をよろしくお願いいたします。
 在釜山日本国総領事館の皆様、子どもたちの安全と安心確保のために毎年多くのご厚情を賜り、心から感謝申し上げます。また、物的側面に加えて、丸山浩平総領事ご自身による特別授業、辛ユンチャン様とNHKクルーの皆様の学校訪問の調整、サッカー日本代表との交流の調整等、子どもたちの心的側面にもご支援くださり感謝申し上げます。
 釜山広域市教育庁(キム ソクチュン教育監)にもご配慮いただいておりました。先の臨時休業期間には、管轄外の本校にも子どもたちのためのマスクや消毒液を持参してくださいました。本校への配慮や支援を話題にしてくださった総領事館のご高配にも改めて感謝申し上げます。
 芙蓉会釜山本部、そして釜山韓日親善協会、釜山韓日文化交流協会、YMIS(青少年多文化国際奉仕団)、素木会、さらに釜山大学、釜慶大学、釜山外国語大学、韓国海洋大学はじめ本校の教育活動を支えてくださっているすべての皆様に感謝申し上げます。
 紙面の関係で詳しく載せることができませんでしたが、日本企業の皆様、韓国企業の皆様、そして日本からお越しいただいた数多くの大学生ボランティアの皆さん、沢柳企画様はじめパフォーマーの皆様、子どもたちへのご厚情をどうか引き続きお願いします。

 最後に、波乱の令和元年度の教育活動を担ってくれた本校職員に感謝いたします。文部科学省派遣教員7名、非常勤講師6名、ボランティア講師1名、警備員(用務員兼任)1名、リエゾンオフィサー1名。このうち一人でもかけていたら、本年度の学校運営は成り立たなかったでしょう。すべてのスタッフの頑張りに心から敬意を表します。釜山日本人学校を支えてくれてありがとう。これからも力を貸してください。
私たちは、献身的に子どもたちを守ってくれる現地スタッフに出会えて幸せでした。

 皆様のご健勝と、釜山日本人学校の益々のご発展を祈念し、お礼のあいさつといたします。

                    令和2年3月13日
                       釜山日本人学校 校長 長 信宏
2020年03月13日

学校長より児童生徒及び保護者の皆様へ

釜山日本人学校児童生徒の皆さん、
「おはようございます」
今日は、担任の先生に代わって校長先生が連絡しています。
今日(3月1日)で臨時休校予定期間の半分が過ぎました。
平日は、担任の先生からTV電話で、健康観察や学習内容の連絡がありましたね。
困ったことや心配なことがあったら、TV電話の時に伝えてください。
皆さんのことですから、しっかりがんばってくれていると思います。
お家では、お父さんやお母さんのお手伝いをよろしくお願いします。
受検のために帰国している中学3年生はまもなく本番です。
混乱の中の移動は大変だったと思います。
本校で学んだことを自信をもって表現してください。

釜山日本人学校保護者の皆様、
大変ご不自由をおかけしております。
大邱市を中心に新型コロナウィルス感染症の拡散は続いております。
一方、日本では、全国の小中高校などに対して原則来年4月初めまでの一斉休校が要請されました。各自治体がそれぞれの実態に応じた対応に追われているところです。
アジアだけでなくヨーロッパや中東の日本人学校でも臨時休校を余儀なくされている学校があります。さらに、臨時休校でなくても、日本から帰ってきた教職員や児童生徒は、学校の中に最低2週間は入校できない日本人学校も散見されはじめました。
春休みに一時帰国等を予定されていたご家庭にとりましては、何とも判断の難しい状況になったと存じます。判断の際は、必ず最新の情報を確認されてください。
世界中が経験のない事態に巻き込まれています。もうしばらく、お子様の安全安心につきまして、細心の注意を払っていただくようお願いいたします。

2020年03月03日

釜山国際高校

2月14日、釜山国際高校からジョン ギョンスン校長、キム ヒョングウ教頭、キム ギルソン先生のお三方が本校を訪問してくださいました。今回の訪問には在釜山日本国総領事館の鎌田領事にもいっしょにご対応頂きました。釜山国際高校は、特別目的高校として設置された学校で、外国語や国際政治を学ぶ授業を特設した教育課程が認められています。釜山広域市において文系トップの高校で、世界レベルで活躍する人材の育成を目指す高校です。筑波大学附属駒場高校をはじめ、日本のトップレベルの高校と交流を行っておられます。
本校には今までも、日本語授業担当のキム ギルソン先生の引率で日本語を専攻している生徒達が多数訪れ、日本人学校の児童生徒たちと一緒に授業を受けたり、お弁当を食べたりと、交流が行われていました。

今回はさらに、ジョン ギョンスン校長、キム ヒョングウ教頭にもお越し頂き、本校の実態を直接見て頂く中で、忌憚のない意見交換や情報交換を行うことができました。今後、子どもたちの交流に加えて、教員間での授業交流等の可能性の高まりを感じ、期待が大きく膨らんだところです。

今回の学校間の交流の条件整備をしていただいた在釜山日本国総領事館及び釜山広域市教育庁の皆様に厚く感謝申し上げます。

※写真左から 鎌田領事・キム ギルソン先生・キム ヒョングウ教頭・長・ジョン ギョンスン校長

2020年02月18日

お礼 新年お楽しみ会

1月16日午前、新年お楽しみ会が開催されました。
前半は福岡からお越し頂いた沢柳企画様による公演、後半はPTA主催の餅つきでした。

例年と違い、今回の公演は地元釜山の「へオリ芸術団」による賑やかな踊りでスタートしました。その後、龍さんによる大道芸、やしまひろみさんによる音楽健康教室が開催されました。龍さんの大道芸には子どもたちや保護者の皆様が引っ張り出され、笑いが止まらない時間が続きました。ベテランのやしまさんの健康体操には、皆さん真剣に取り組んでいました。

沢柳則明社長にお聞きすると、釜山との関わりは1985年に遡るそうです。日本の歌を公の場では歌えない中、在釜山日本国総領事館講堂で開催したのが始まりとのことです。その後、慶州ナザレ園、芙蓉会釜山支部への支援を続けられ、会場が日本人学校に移ったとのことです。当初は2年に一回の訪問でしたが、日本人学校側からの熱い要望により、毎年の開催に至り、毎年無償で福岡から飛んできてくださっています。

沢柳企画様、保護者の皆様、子どもたちが笑顔いっぱいになる「お年玉」をお贈りいただき、ありがとうございました。

2020年01月17日

お礼 釜山MBC放送局見学

1月13日の4時間目の時間帯に、小学部5年生3名は釜山MBC放送局を見学させて頂きました。

テレビ放送については、副調整室等でニュース番組をコントロールする部分をオク ポンギ ディレクターから詳しい説明を頂きました。子どもたちは、本物のテレビニュースのスタジオに立たせて頂きました。

ラジオ放送については、実際に12時のニュースを読み上げている場面を見学できました。
スタジオの窓のタイマーが「00:00」となる瞬間に、アナウンサーがニュースを読み終える姿を、子どもたちは尊敬のまなざしで拝見していました。アナウンサー兼ラジオマネージャーのパク ギホン 様はわざわざスタジオの外に出てきてくださり、私たちにお声かけくださいました。

MBC放送局の皆様のご高配に厚く感謝申し上げます。

2020年01月17日

第3学期始業式

児童生徒の皆さん、明けましておめでとうございます。

今朝学校に来て、すべての教室のドアと窓が新しくなっていることに、皆さんが驚いていることが印象的でした。関係機関の皆さんや冬休み中工事のために毎日学校に来てくれた朴さんに感謝してほしいと思います。

今年の新年は、元号が「令和」になって初めてのお正月でした。
1月1日のことを元日といいます。そして、1月1日の朝のことを元旦といいます。皆さん、元旦は何をしていましたか。お雑煮をつくるお手伝い、家族で初日の出を拝んだ等、いろいろな過ごし方があったと思います。
「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。1年間の目標や計画は、そのスタートである1月1日の朝に立てましょうという意味です。皆さん、元旦にしっかり今年の目標や計画を立てましたか。まだの人は、「松の内」と呼ばれる1月前半の内に、目標や計画を確認しましょう。

今年の、日本全体の共通の目標は「東京オリンピック パラリンピックの成功」です。7月24日にオリンピック開会式、パラリンピック閉会式が9月6日です。約一ヶ月半、世界トップアスリート達の熱い戦いが続きます。1964年に続き、2回目の東京での開催です。また、一昨年の韓国ピョンチャンでの冬季オリンピックに続き、2大会連続のアジアでのオリンピック開催となります。ピョンチャンオリンピックを応援したように、今度は、韓国の皆さんといっしょに東京オリンピック パラリンピックを応援できたらいいなと思います。

さて、中学3年生は早速、受験本番です。早い人はあと4日後、1月12日に最初の入学試験を迎えます。3月12日の卒業式直前まで、入学試験が続きます。中学3年生は進路決定の時期はそれぞれ異なることとなりますが、「受験は団体戦」との気持ちを最後まで持ち続け、お互い励まし合いながら乗り切ってほしいと思います。

小1から中2の皆さん。3学期は皆さんが中心となって、学校を引っ張っていくことになります。3学期は短いです。一日一日を悔いのないように、自分の気持ちに正直に、明るく正しくたくましく過ごすことを祈念して、第3学期始業式のあいさつといたします。

2020年01月08日