今日の6時間目に、講話集会として私の方から子どもたちに話をする時間をもらいました。「話は何でもいいですよ」と言われて、自分の地元(愛知県)の話をしようかなど、いろいろと悩みましたが、私が以前に勤めたことのあるコスタリカの日本人学校の話をしました。
本校と同じ「日本人学校」ですが、気候や自然、文化の違いについてクイズを交えて話しました。内容はそんなに大した話ではなかったのですが、子どもたちが真剣に考え、受け止めながら聞いてくれたので、とてもうれしかったです。子どもたちの素晴らしい「話を聴く姿勢」に助けられて、私自身、楽しい時間になりました。
みんな!ありがとう!







今日の1時間目、小学1年生と2年生が生活科で広安里ビーチへ出かけました。テーマは「砂遊び」。子どもたちは家から持ってきた道具等を使い、計画してきた「やりたいこと」を熱中して取り組んで(遊んで?)いました。
後半は水を使うなどして、サラサラの砂がぬれると色が変わったり、重たくなったりすることにも気づきました。体の五感をフルに使って、いろいろなことを感じているようでした。先生が「終わって帰るよ」というと、「もっといたーい!」の声。子どもたちは名残惜しそうに片付けをして、学校に帰ってきました。






中学1年生の理科で裸子植物「マツ」の花のつくりを学習します。そのために、「広安里のビーチ沿いで満開に咲いているマツを観に行こう」と呼びかけましたが、子どもたちの反応は薄く、「マツの花?」「満開?」と頭の中は「?」ばかりでした。
子どもたちは実物を観て、説明を聞いて理解しました。花のイメージからは遠い植物ですが、また新しいことに一つ出会いました。


1年生の二人が自己紹介をするために校長室に来てくれました。
二人は自分の好きな物や得意なことを書いたカードを持ちながら、私の方を見てしっかり内容を伝えてくれました。もう文字が書けて、自己表現ができるのですね。二人は文字に限らず、毎日たくさんのことを学習していて、どんどん力をつけています。
その吸収力の高さに、これからどこまで伸びていくのか、とても楽しみになりました。


今日はバスに乗って全校でミュージカル鑑賞に出かけました。場所は釜山学生芸術文化会館。バスで約1時間ほどで着きました。私たちの他にもたくさんのバスが到着していて、多くの子どもたちが来ていました。
ミュージカルは、最新の映像技術も取り入れられていて、大人が見ても楽しいものでした。演技者の呼びかけに子どもたちが大きな声で答える場面もあり、大いに盛り上がっていました。子どもたちも興奮して疲れたのか、帰りのバスでは寝ている子も出るくらいでした。こういう機会をいただいた教育庁に感謝したいです。






この4月、前校長 原野先生の代わりとして本校に着任しました、上原就久(うえはらなりひさ)です。愛知県より参りました。もとより力不足ではありますが、目の前の子どもたちのために、全力で取り組んでいく所存です。
全教職員の力を合わせ、そして支援いただく多くの方々のお力をお借りしながら、一歩でも前に進むことができるよう、努力してまいります。これまで同様、関係各位の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
3月8日(水)に令和4年度修了式、離任式を行いました。初めに学年代表の子どもたちが1年間を振り返って自分の感じたことを発表してくれました。次にこの3月で転出してしまう子どもたちに「釜山賞」を手渡しました。みんなで別れを惜しみました。続いて「離任式」を行いました。今年度は私を含め3名が帰国します。子どもたちからメッセージや記念品を受け取りました。また保護者の方や昨日卒業した卒業生も来てくれていました。保護者の方からも記念品をいただきました。
コロナ感染症の影響で思うように学校運営ができずもどかしい日々が続きましたが、子どもたち、保護者のみなさま、先生方と協力して頑張ってきたと思います。本当にみなさんには助けられました。ありがとうございました。日本に戻りますが、釜山日本人学校の益々の発展を願っています。




3月7日(火)に釜山日本人学校「第47回卒業証書授与式」を行いました。昨年度は卒業生と卒業生の保護者のみが式場に入ることができましたが、今年度はご来賓のみなさま、在校生、在校生の保護者の方々にも参列していただくことができました。卒業生は小学部1名のみでしたが、みんなで気持ちを込めて卒業生の門出を祝いました。
在校生の送る言葉、卒業生の答辞、ご来賓のご祝辞、全員合唱と心温まる卒業式になったと思います。学年に1人しかいない状況は寂しかったかもしれませんが、よく頑張ったと思います。卒業生のこれからの活躍と発展を心から願っています。


以前から交流のあったYMIS(釜山多文化国際学校)と2月17日に「友好増進協約」を結びました。YMISは昨年の本校運動会にも子どもたちが参加してくれました。また、過去には「キムチづくり体験」に本校の子どもたちや先生が参加させていただいこともありました。普段から「何か困ったことはないですか。」と声をかけていただいています。この協約では
①双方の学校に役立つ有益で必要な事項
②特別公演、音楽会、美術展など室内行事で一緒にできる事項
③体育行事、自然探訪、体験活動など屋外行事で一緒にできる事項
④その他双方の学校が協議して定めた事項
について交流を深めていきましょうというものです。本校の子どもたちが様々な国の子どもたちと交流する中で多くのことを学んでいくと思います。本校の目標の一つである「グローバル人材の育成」という観点からもよいものになると思います。


2月4日(土)に「授業参観」「学校説明会」「PTA総会」を行いました。今回の授業参観は全学年タブレット端末を使った授業を参観していただきました。日本国内の学校に比べて導入が遅くなりましたが、昨年12月に購入していただきました。教員も研修に取り組み、「どのようにすれば子どもたちが興味関心を持って取り組めるか」ということに知恵を出し合っています。参観いただいた保護者のみなさまにはどのような感想を持たれたでしょうか。学校では今後もICT教育を進めていきたいと考えています。また、ご意見を聞かせていただければと思います。
授業参観後は「学校説明会」「PTA総会」を行い、次年度PTA役員の紹介や事業報告、「学校アンケート」に対する回答をを行いました。当日は学校運営委員長並びに日本人会学校担当理事にもお越しいただき、お話を伺いました。



1月30日(月)の6限に「はやぶさ、はやぶさ2と宇宙創成の神秘」というタイトルで廣井 孝弘教授に講演をしていただきました。廣井教授は理学博士でNASAジョンソン宇宙センターで研究をされ、現在ブラウン大学で惑星地質・隕石と小惑星の鉱物分光学研究の第一人者という方です。日本の惑星探査ミッション「はやぶさ」「はやぶさ2」にも共同研究者として参加されれいます。今回、学校に支援をいただいている「わぼいそ釜山」の社長からこのお話をいただき実現することができました。現在アメリカにお住まいですが、韓国に仕事で来られた時に時間を作っていただきました。
内容は宇宙の誕生や「はやぶさ」のことなど映像を通して、子どもたちに分かりやすく話をしていただきました。講演後は子どもたちの質問に答えていただきました。また、子どもたちが廣井教授のサインが欲しいと列を作るほどの状況でした。何がきっかけで子どもたちが興味を持つかは分かりません。もしかしたらこの授業で宇宙に興味を持ち、将来宇宙に関わる仕事をしている子どもがいるかもしれません。学校では子どもたちに様々な経験をさせていきたいと思っています。



1月9日(月)に3学期が始まりました。子どもたちの元気な姿を久しぶりに見てホッとしました。髪型が変わった子どもや少し大きくなった子どももいました。始業式の後、昨年の秋に実施予定であった「BJSフェスティバル」が行われました。当日は代議員の方々がお手伝いに来てくださりお世話になりました。ありがとうございました。フェスティバルでは「マジックショー」「サンドアート」を行いました。プロの方による「マジックショー」では子どもたちも目を見張り、歓声をあげていました。「サンドアート」では子どもたちが砂絵を完成させていました。
3学期は実質2か月程度しかありません。この期間に各学年の集大成を行っていきます。今年は卒業生が1名しかいないため、卒業式が例年とは違った感じになるかもしれませんが、子どもたちにとって有意義な3学期になるようにしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。



15日(木)に「JAL航空教室」を開催しました。昨年度はコロナ感染症の影響でオンラインで行いましたが、今年はソウル支店、釜山事務所からもお越しいただき総勢7名の方が子どもたちのために航空教室をしてくださいました。初めは飛行機の整備について整備士の方から直接お話を聞かせていただきました。クイズのコーナーでは子どもたちも一生懸命に考えて答えていました。
後半の部では、世界一滞空時間の長い紙飛行機「スカイキング」を講師の方に教えていただきながらみんなで作りました。講堂で作った紙飛行機を楽しそうに飛ばして子どもたちは喜んでいました。
「航空教室」終了後、JALの方々とお話をする中で、「とても素直で積極的な子どもたちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。来年もぜひ実施したいとのことでした。



12月に入りめっきり寒くなりました。延期されていた「世界花火大会」も17日(土)に開催されるとのことで楽しみにしている子どもたちも多いと思います。話は変わりますが、日本国内の学校では国のGIGA構想を受けて子どもたち1人に1台のタブレット端末を持たせての授業づくりが進められています。そのような中、本校でもなんとか子どもたちタブレットを1人1台持たせることができないかと考えていましたが、運営委員会からも協力するので前向きに進めてほしいと言っていただき今回実現することができました。タブレットを使った授業づくりをこれから進めていきます。思い通りにいかないケースもあるかもしれませんが、子どもたちが日本の学校に通うようになった時に後れを取らないためにもしっかり学習していきたいと思います。
タブレットの使用については、きちっとルールを決めて個人情報の取扱や使用時間、使用方法を守って使用させたいと思います。


今日(17日)の午前に「南部警察署」にみんなで訪問しました。「南部警察署」の管区内に本校がある関係で、「防犯教室」等でお世話になっている警察署です。今回総領事館の協力もあり、訪問することが実現しました。ご協力いただいた南部警察署の関係者のみなさま、総領事館のみなさまこの場を借りてお礼申し上げます。
「南部警察署」は学校からバスで20分ほどのところにあります。南部警察署では「通信指令室」を見学させてもらったり、映像を通して警察のことを教えてもらったりしました。また。クイズも用意されていて答えた子どもたちにはプレゼントをいただきました。最後にはパトカーにも乗せてもらえるという貴重な体験ができました。この日のことを楽しみにしている子どもが多く、中にはお弁当にパトカーのおにぎりを持ってきている子どももいて、「校長先生、見て。パトカーのおにぎり。」と楽しそうに話していました。



11月11日(金)の午前に「広安里ビーチ」でマラソン大会を実施しました。この行事もコロナ感染症の影響で昨年、一昨年と広安里ビーチで実施できず校内のグランドで行いました。学校の近くにある広安里ビーチを走るというのは、校内を走るのとは違った開放的な気分になります。当日は11月にも関わらず暑いぐらいの天候でした。多くの保護者の方にも参観いただきました。一緒に走られた保護者もおられました。低学年、中学年、高学年と走る距離を変えてスタートしました。波が打ち寄せる海岸を一生懸命に走る姿は見ていても気持ちの良いものでした。
走るのが苦手な子どもも多かったですが、走り終わった後の子どもたちはやり遂げた充実感にあふれていました。釜山ならではの良い経験ができたと思います。




10月20日(木)21日(金)と一泊二日で小学部が宿泊学習を行いました。コロナ感染症の影響でここ2年間は実施できませんでした。初めに「固城恐竜EXPO」へ向い、博物館を見学したり美味しいお弁当を食べて楽しい時間を過ごしました。私は中学部の修学旅行に参加していましたので、宿泊学習には教頭先生が同行してくれました。その後、宿泊先である「金連山修練院」に到着して、夕食を食べプラネタリウムを体験しました。小学部1年生から6年生までが参加しましたが、初めてお家の人と離れて宿泊する子どももいて心配しましたが、特に問題なく実施することができました。翌日は「焼き物体験」や「釜山伝統芸術体験」を行いました。子どもたちもとても楽しそうだったと報告を受けています。宿泊先で出された食事も美味しかったと笑顔で子どもたちが私に伝えてくれました。子どもたちもいろいろとレクを考えて自分たちで楽しめるように考えていたのは良かったと思います。



10月19日(水)~21日(金)まで中学部の修学旅行(済州島)が実施されました。コロナ感染症の影響で修学旅行は昨年、一昨年と実施できませんでした。引率教員も初めての経験で過去の資料や朴さんに確認しながら、子どもたちが安全に修学旅行を楽しめるよう計画をして当日を迎えました。修学旅行中は天気も良く、きれいな景色や美味しい食事、部屋でのレクリエーション、市場での土産物購入など子どもたちは楽しい時間を過ごしたことだと思います。そして、楽しいだけではなく一人ひとりが与えられた役割を自覚し、考えて行動していました。私も子どもたちと有意義な時間を過ごすことができ、より身近に子どもたちのことを感じることができました。この経験が子どもたちにとって生涯思い出に残るものになってくれればと思っています。




秋晴れの下、9月24日(土)に「第47回 釜山日本人学校運動会」が民楽小学校をお借りして開催できました。過去には民楽小学校で運動会を開催していましたが、新型コロナ感染症の影響でここ何年間は釜山日本人学校での開催でした。私も含め派遣教員は民楽小学校での運動会を誰も経験したことがありませんでした。準備は本当に大変でした。運動会当日まで民楽小学校を借りることができないため、子どもたちは当日初めてのグランドでの演技になります。担当教員が広さの違う運動場を想定して子どもたちの立ち位置やスタート、ゴールの場所を決めていきました。
当日は丸山総領事を初め多くのご来賓に来ていただき、子どもたちの演技を観覧していただきました。YMISからは子どもたちが20人近く参加してくれて本校の子どもたちと一緒に競技に参加してくれました。保護者の方や来賓の方も一緒に参加できる競技もありとても盛り上がりました。子どもたちも一生懸命競技や演技に取り組み、本当に良い運動会だったと思います。来年も同じように開催することができればと思っています。
最後に運動会当日、早朝より会場準備や来賓受付、トイレ清掃等ご協力いただきましたボランティアのみなさま本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。




8月29日(月)の午前に小学4年生以上を対象に「朝鮮通信使」について学ぶ授業を行いました。朝鮮通信使歴史観から講師の先生に来ていただいて、「朝鮮通信使についての説明」「朝鮮通信使塗り絵」「朝鮮通信使創意作品制作」をしました。小学1,2,3年生の子どもたちは、「朝鮮通信使についての説明」の時のみ参加して、クイズなどに楽しく参加していました。
古くからつながりのある日本と韓国。朝鮮通信使の記録物はユネスコの世界記憶遺産に登録されているとのことです。今回の授業を通して子どもたちが日本と韓国の関係につて少しでも考える機会になればと思っています。




8月25日(木)から2学期が始まりました。1学期で学校を去った人が5名、2学期に新しく編入した人が3名で計30名で2学期をスタートしました。講堂で始業式を行いましたが、子どもたちはとても元気よく挨拶をしてくれていました。「学校に早く来たかった。」と言ってくれる人がいて、嬉しかったです。
学校では子どもたちがより良い環境で学校生活を送ることができるよう学校運営委員会や外務省にお願いして、古くて破損があった「非常階段」をステンレス製のものに付け替えました。また、教室内や廊下の床を張り替えたり、照明をLEDに替えたり、校舎内のスピーカーを交換したり、Wi-Fiの環境をよくするための工事を行いました。限られた予算ですので、すべての環境を一気に変えていくのは難しいですが、子どもたちが少しでも快適に過ごせるよう改善を図っていきたいと思います。



7月6日にコロナ感染症の影響で中断していた「水泳教室」が3年ぶりに開催されました。ただ、過去に使用していたグランドホテルがなくなったために、今年度からは「海雲台教育支援庁共同体育館」のプールを利用して実施することになりました。
コロナ感染症が完全に落ち着いた状況ではない中で、実施に向けて何度も会議を行い、下見を行って実施することを決定しました。水泳の授業は命に係わる場面があることから安全面については最大限配慮しました。教職員全員がプールでの安全確認の作業をするため本来見学するはずの子どもたちを見学させることができませんでした。
子どもたちはプールに入れることでとても喜んでいました。プールは学校が貸し切りしているわけではありませんので、一般の方も利用されています。その状況でも子どもたちはしっかりと行動していて、周りの韓国の方も微笑みながら優しく見られていました。
初日は安全講習を受けた後、それぞれの級に分かれて水泳教室を行いました。残り4日間ありますが、子どもたちの安全に配慮しながら水泳教室を行いたいと思います。



6月17日(金)に校外学習に行きました。
行先は「在釜山日本国総領事館」「国立海洋博物館」です。天気は快晴。今回総領事館からお声がけいただき総領事館訪問が実現しました。
2年前にも一度訪問させていただきましたが、コロナ感染症の影響で昨年度は実施できませんでした。総領事館のみなさまにはお忙しい中ご対応いただきありがとうございました。また、昼食場所も提供いただき助かりました。丸山総領事と一緒に昼食を食べた子どもたちもいました。総領事館の方たちがどんなお仕事をしているのかを知ることができて子どもたちにとって良い経験になったと思います。本当にありがとうございました。
午後からは「国立海洋博物館」に行きました。学年ごとに行動し、韓国と海との関りや海洋生物について学ぶことができました。子どもたちも元気いっぱい楽しんだことだと思います。



5月14日(土)に「授業参観」「PTA総会」「学校説明会」を行いました。この2年間コロナ感染症対策で、多くの保護者の方が来校できない状況が続いていましたが、韓国のコロナ感染症対策の方針が緩和方向に舵を取り始めたことで、今年は保護者の方にも直接子どもたちの様子を見ていただくことができました。
子どもたちはさすがに緊張していたようですが、しっかりと授業を受けている姿を見てもらえたと思います。参観後は本校講堂で「PTA総会」「学校説明会」を行いましたが、ここにもたくさんの保護者の方に参加していただくことができました。
韓国内のコロナ感染症対策を見ていると、今後さらに緩和が進み近いうちにコロナ感染症がなかった時の状況になっていくと思われます。学校でも多くの行事に取り組んでいきたいと思います。


21日(木)午前に在釜山日本国総領事館 丸山総領事と釜山広域市教育庁のキム・ソクジュン教育監並びに領事館関係、教育庁の方々、民楽小学校の校長先生が来校されました。事前に丸山総領事がキム・ソクジュン教育監と会談されたときに丸山総領事が釜山日本人学校のことをお話しくださり、今回キム・ソクジュン教育監や教育庁の方々が来校されることになりました。
当日は小雨が降る中、本校講堂で領事館、教育庁、日本人学校との話し合いが行われ、釜山日本人学校に関心を持っていただく良い機会となりました。また、民楽小学校の校長先生とはコロナ感染症のため今までお会いできず、初めてお目にかかり今後の交流についてお話ができました。釜山日本人学校が釜山にあることの意義を考え、これからも地域の方々に応援していただけるよう頑張っていきたいと思います。


4月18日(金)に令和4年度「第47回 入学式」を挙行しました。今年の入学生は小学部4名、中学部5名の計9名です。
当日は在釜山日本国総領事館 総領事 丸山 浩平様に来賓として参列いただき、ご祝辞をいただきました。本来なら多くのご来賓のみなさまにも参列いただきたかったのですが、コロナ感染症対策のため人数を制限させていただきました。参列いただけなかったご来賓のみなさま申し訳ありませんでした。また、入学生に対して「韓日文化交流協会」「韓日親善協会」「YMIS」「日本人会」様から心あたたまる記念品をいただきありがとうございました。
式場内には新入生とその保護者、ご来賓、学校運営委員長、教職員のみが入り、在校生は教室で在校生保護者はオンラインで参加しました。国歌斉唱の後、学校運営委員長から新入生に入学許可書を渡していただき、式が始まりました。
小学校1年生に入学した子どもたちは、難しい言葉がたくさんあったにもかかわらずしっかり聞いてくれていました。中学部入学生は5名のうち4名が小学部からの進級なので、学校のことも良く知っており、落ち着いて式に臨んでいました。
私からは子どもたちに「明日も早く学校へ行きたいと思えるような学校を作っていきたい」と話をしました。学校は子どもたちが主役です。その子どもたちが光り輝く場所にしていきたいと思っています。
みなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。

4月12日(火)に「令和4年度 着任式・始業式」を行いました。令和4年度は児童生徒30名でスタートです。小学部1年生の子どもたちは18日(月)「入学式」からの登校になります。
「着任式」「始業式」ではコロナ感染症対策のため、転入生とその保護者の方のみが講堂に入り、他の在校生は教室や自宅からオンラインで参加する形になりました。早く全員が講堂に集まって、みなさんの前で話をしたいと思っています。
「着任式」では今年度2名の先生を新しく迎えました。とても元気で明るい先生方ですぐに子どもたちとも打ち解けていました。児童生徒会代表の生徒が歓迎の言葉を伝えてくれて新しい先生方もうれしかったと思います。
「始業式」で子どもたちにこれから頑張ってほしいことや新担任の先生を伝えました。また、今年度から音楽の講師として小川先生、韓国語の講師として崔 先生(昨年度までおられた櫂 先生は3月末で退職されました。)の紹介をしました。
式終了後子どもたちの様子を見ましたが、明るい表情で過ごしていて安心しました。昨年度はコロナ感染症の対応で子どもたちや保護者のみなさまにご不便、ご心配あをおかけしましたが、今年度はそのようなことがないように願っています。

本日(7日)「第46回卒業証書 授与式」「離任式」を行いました。当初「卒業式」は4日に行う予定でしたが、直前にコロナ陽性者が出たため急遽日程変更しました。
時間がない中、会議を持ち対応を考えました。結果教職員は前日に簡易検査キットで陰性を確認し、児童生徒は当日の朝検査キットで陰性を確認して実施しました。
それでも在校生は教室からオンラインで式に参加、卒業生とその保護者は講堂で式に参加するようにしました。卒業生の保護者にも検査で陰性を確認してもらいました。
慌ただしく時間が過ぎていきましたが、何とか無事に実施できました。卒業生や保護者にとって思い出に残る式になっていればと思います。
卒業生たちは本当に素晴らしい子どもたちでした。日本に帰る児童や釜山日本人学校中学部に進学する児童と進路は違いますが、いつまでもお互いのことを
忘れずに頑張ってほしいと思います。