「広安里ビーチマラソン大会」を行う

 11月13日(水)釜山日本人学校では、学校近くの広安里ビーチを会場に恒例の「ビーチマラソン大会」を開催しました。
 この日に向けて、児童生徒は、中休みや体育の授業で走り込みをして、持久力や精神力を高めていきました。
 8日(金)には、ビーチで「試走」を行いました。これまでのグラウンドとは異なり、砂に足を取られて苦戦する姿も見られましたが、当日に向けて意識を高めることができました。
 迎えた本番、ビーチには、たくさんの保護者の方々がお見えになり、子どもたちにに温かく大きな声援を送っていただきました。
 小学部1・2年生は【1000m】、3・4年生は【1200m】、小学部5・6年生と中学部は【1500m】の距離を走ります。多くの人がスタートダッシュをしますが、折り返し地点は程遠く、少しでも走りやすい水際を選ぶものの、急な波で靴が濡れるハプニングもありました。教員が待っている折り返し地点を回ると、ゴール地点が遠くに見え、「まだこんなにあるのか…」と、苦しさが倍増するように感じた子もいました。しかし、多くの児童生徒が目標タイムやライバルを決め、その背中を必死になって追うなど、これまでの練習の成果が発揮されていました。ゴール手前では、大きな声援を受け、必死の形相で、最後の力を精一杯ふり絞って駆け抜ける姿も見られ感動をよんでいました。
 結果、すべての児童生徒が完走することができ、全体的にも試走よりペースが上がっていました。なかには、“1分も速くなった”という人もいました。
 まさに「寒さに負けない体力」と「強い精神力」を培うことのできたビーチマラソン大会でした。





















2019年11月20日