第2学期始業式あいさつ

児童生徒の皆さん、おはようございます。
皆さんが元気に集まり、令和元年度釜山日本人学校第2学期始業式を行えることを大変うれしく思います。第2学期も、1学期終業式のときと同じ小学部中学部会わせて33人でのスタートです。

今日から、日本の大学生の皆さんがインターンシップに来てくださっています。伊本日向子先生(日本女子大学)、カン ユンジョン先生(東京学芸大学)、金行葵衣先生(岡山大学)の3人の皆さんです。伊本日向子先生は2回目、カン ユンジョン先生は3回目の来校となります。金行葵衣先生は本校で初めてのインターンシップです。
若い大学生の先生方にとっては、在外教育施設で直接体験出来得る貴重な機会です。失敗を恐れず、専門のことはもちろん、専門以外のことにもチャレンジしてほしいと思います。
また、本校児童生徒の皆さんにとっては、身近な先輩と接する貴重な機会です。中学部3年生とは、ちょっとしか年齢は違いません。普段ベテランの先生には聞けない質問等をしてみたらどうでしょうか。

さて、9月後半には、第44回運動会が開催予定です。今のところ、昨年同様に日韓両方のご来賓の皆様、そしてYMIS(青少年多文化国際奉仕団)の生徒達もたくさん来てくださる予定です。ニュース・新聞等を見ている人は知っていると思いますが、現在日本と韓国の政府の信頼関係が複雑化しています。その影響で、この夏は日韓関係のいろいろな行事が中止となりました。一方、両国の多くの人々が、政治が上手くいっていない時こそ、一人一人の国民同士は仲良くすべきだとの意見が強まっています。したがって、学校としては現時点では予定通り、運動会の準備を進めていきます。

ただし、海外に住む皆さんですから分かっていると思いますが、これから運動会までの間に安全上大きな変化があったら、中止または大幅な変更があり得ます。これは、理解しておいてください。低学年の皆さんにはちょっと難しい話だったかもしれません。高学年や中学生で、意見や質問があったら何時でも校長先生や担任の先生に相談してください。

2学期、さまざまな課題を乗り越えて、皆さんが更に「明るく・正しく・たくましく」成長することを期待して、始業式のあいさつとします。

2019年08月28日