手紙

修学旅行から帰ってきた中学生がお世話になった方々にお礼の手紙を出しましたところ、丁寧な励ましのお手紙を頂きましたので紹介します。

拝復 梅雨らしくなってまいりました今日この頃です。先日は皆さんの手紙を読み、少しはお役に立てたのかなと嬉しく思っています。
中学部3年生の〇〇君、〇〇さん、〇〇さん、2年生の〇〇君、〇〇君、1年生の〇〇さん、丁寧なお礼状をいただき、有り難うございました。みなさんの心温まる言葉を読みながら、牛像の由来や飛梅の句の意味、さらには、九州国立博物館での熱心な質問や意見など、修学旅行の目的をしっかり学び理解されている姿を思いだし、改めて感心致しました。
また、食事の場では、和気あいあいと談笑しながら、旅を心から楽しんでいる姿に、微笑ましさを感じ、同時に釜山日本人学校での平素の態度や行動がよくわかりました。支え合い、学び合う姿は、周囲から見ていても心を和ませてくれます。
また、先生方の指導に機敏に対応している姿は、日々の学校生活でいかに先生方との信頼できているかを実証していました。先生と生徒が一つになった中学部だなと感心しました。
本当に楽しく有意義な時を過ごさせていただき、有り難うございました。
これからますます暑くなります。みなさん、お体には充分に気をつけられ、勉学に体力向上に励んでください。また、お会いできますこと、楽しみにしています。 敬具
釜山日本人学校中学部の皆様                                           矢木信男

 

この手紙をくださった矢木信男先生は、今回の中学部修学旅行で、上野嵩良氏(太宰府天満宮OB)とともにボランティアとして、「令和」時代を迎え注目の太宰府天満宮を案内くださいました。
ロンドン、カラカス、高雄の日本人学校、トロントの補習授業校にて勤務された経歴をお持ちです。その豊富な経験を、『イギリスのそよ風にのって』(葦書房)、『カリブの風にのって』(葦書房)、『台湾 緑の風にのって』(ぎょうせい)として出版されています。
矢木信男先生、本校子どもたちのよさを褒めていただき感謝申し上げます。

2019年07月08日